解体届出とは?

解体届出とは、自動車を解体した場合に行う手続きです。
一時抹消登録をしていたけど、もう二度と乗らなくなった、乗る人がいなくなった場合に解体することになった場合にも必要な手続きとなります。

 

自動車の解体は業者に依頼することになると思いますが、この業者から解体の報告を受けてから15日位内に解体届出を提出する必要があります。

 

解体届出の出し方

一番手っ取り早いのが解体業者に手続きも依頼してしまう方法です。
この場合、所有者の委任状、登録識別情報等通知書(または一時抹消登録証明書)、移動報告番号・解体報告記録がなされた日のメモ書きが必要になります。
費用は業者によって変わりますが、解体した車の鉄資源の買取代と相殺してくれる業者もあります。

 

自分で届出する場合には、登録識別情報等通知書(または一時抹消登録証明書)、移動報告番号・解体報告記録がなされた日のメモ書き、手数料納付書、永久抹消登録申請書(及び解体届出書)が必要になります。
また所有者が違う場合には所有者の委任状が必要になります。

 

自動車の解体ってどんなことをするの?

愛車が解体されるとなると、どんな工程でどんな風になってしまうのか気になりますよね。
自動車リサイクル法が施行され、解体の方法はだいたい決まった流れで行われるようになっています。

 

まず、まだ使える部品が取り外されます。
例えば外装パーツや、足回り、エンジンといった部品がそれぞれ取り外され、再び商品化されたりします。
その後フロンガスが回収されます。
環境への配慮から専用の装置を使い回収することが義務付けられています。
さらにエアバックが回収されます。
以前は解体時にエアバックの爆発などの事故もあり、丁寧に取り外されるようになりました。
その後、液体物を取り除きます。
使用済の車には平均して約22リットルもの廃油や廃液があります。
パワステやブレーキといった細かい部分に使われる油も処理され、ガソリンタンク内のガソリンも取り除きます。
その後、バッテリー、エンジン、燃料タンクなどが取り外されます。

 

ここまで完了した車体は最終的にシュレッダーにかけられるのです。
”スクラップ”とイメージするまでには実に長い道のりがあるのですね。

 

こうして無事解体が終了すると、金属として再利用出来るものは建築鋼材などに再利用されます。
リサイクルの技術も進み、現在では90%以上をリサイクルしている業者も多く存在します。
せっかく大事に乗ってきた車ですから、有効に活用されて欲しいものですよね。